オフィスのLAN工事(ネットワーク構築)の種類と内容

光ファイバーを使用したインターネット回線接続には必要不可欠なLAN。
インターネットを繋げるばかりではなく、PC同士やPCとファックスを接続したりとIT機器に接続するのに必要となり、オフィスには欠かせません。
そんなLANの工事・ネットワークの構築はどのように進めたらいいのでしょうか?
業者にお願いすることではありますが、どのような流れで工事が進められるのか、工事の内容とは、など疑問点を解消していきたいと思います。

▶目次

1.LANの種類は2種類

LANの種類は2種類
LANには、有線LANと無線LANがあります。
有線LANはLANケーブルを使って機器同士を接続します。ケーブルを実際にひくのでオフィスのレイアウトも考慮して、配線の整理にも気を配る必要があります。
一方無線LANは無線通信を使ってデータを送受信するものです。オフィスでもよく利用されていますが、公共交通機関や公共スペース、カフェや空港などでも導入されており、一般の方でも利用できるように解放されています。
しかし、オフィスでは無線よりも有線が選ばれる場合が多いのはご存知ですか?
理由は無線LANよりも有線LANのほうがインターネットの通信速度が速く、安定しているからです。また、無線LANだと電波法により電波の届く範囲が決まっているので障害物があると届きにくいという難点があるからです。
大きなデータのやり取りなども有線であればどこでもスムーズにできます。
オフィスではデスクトップのPCが使われることが多いと思います。デスクトップPCは無線対応のがいまだ少ないです。
昔から使っているようなデスクトップPCは有線でしか使えない場合があるのでその要因もあって、有線LANが選ばれています。

2.LAN工事の流れ・内容

LAN工事の流れ・内容
LAN工事は必ず業者に頼みましょう。
LANケーブルを床下や天井の裏や壁などに通さないといけなかったり、接続が複雑になったりするので、自分でむりやり行うのは繋がらなかったり、建物を傷つけてしまったりとリスクが伴います。
まず業者に問合せて無線か有線かどちらかを明確にさせましょう。一応現地調査が行われますが、接続機器の台数や種類も最初に把握しておくとスムーズです。
現地調査ではオフィスのレイアウトや配線状況などを調査します。その際レイアウト図があると便利です。
見積りがでて、契約になります。
そして最後に実際の工事に入ります。施工にかかる時間は数時間~1日程度が目安となりますが、長くかかる場合は1週間ほどかかることもあります。

3.まとめ

LAN工事の種類とそれぞれの特徴をご紹介しました。
また、LAN工事(ネットワーク構築)の内容からすると必ず業者を通すのをおススメいたします。その際は、接続する機器、その台数や種類を把握しておき、構築するオフィスのレイアウト図も用意しておくといいでしょう。
依頼する業者は電話やインターネット、OA機器などの工事を請け負っている業者やOA機器を販売している業者でも工事のみの対応もしてくれるところがあるので、複数探して相見積りをとることをおすすめします。

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